お墓購入を検討している人から関心が高まっている埋葬方法として「樹木葬」があります。大阪都市圏を中心にさまざまな樹木葬が展開されています。しかし、あまりにも選択肢が多く何を基準に選べばよいか迷う人もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、以下2つの観点から大阪府にある樹木葬の特徴・魅力・費用を解説します。
最終的にはご自身で足を運び、現地でしか分からない雰囲気や特徴などを確認することで、よりお墓選びがしやすくなるでしょう。
株式会社霊園・墓石のヤシロに勤務。
金剛生駒霊園は、毎月の合同法要やご家族様の手で納骨ができるサービスなど手厚い供養が特徴です。
さらには、ご生前のタイミングでご契約や改葬の受け入れも実施しておりますので、気になることがございましたらスタッフにご相談ください。
園内には駐車場が点在しているため、どの区画を購入されてもお墓参りがしやすい構造になっております。
バリアフリー設計で車いすの貸出も行っているため、身体が不自由な方や足腰に不安がある方でもお墓参りがしやすいかと思います。
自然に囲まれたロケーションでありながら、霊園からは金剛山や住み慣れた街が一望できる抜群の景観も魅力です。ぜひ1度足を運んで、霊園の魅力を感じてみてください。
霊園自体大きく、非常に清潔感があり、自然にも囲まれていて静かな場所です。 霊園としてふさわしい場所だと思いました。
駐車場も多く、設備も水掛け用の水道に柄杓と桶の数も多く、非常に満足しています。そのほかに敷地内に礼拝堂といった法要施設もあるのでほかとくらべても充実している霊園だとかんがえています。
ライフドットの口コミを参照(2022年10月時点)
「樹木葬さくら」や「ガーデニング樹木葬」など、桜が綺麗な霊園です。区画の種類が豊富なため、ご自身の要望に合わせて選んでいただけることも魅力です。
最寄りの河内長野駅と泉ヶ丘駅からは、毎日無料送迎バスを運行しておりますので、お墓参りの際はご利用いただけます。(予約不要)
納棺の儀及び自由葬における司会進行、埋葬、供養に関するご相談に対応いたします。
大阪生駒霊園では、毎月住職による合同法要を執り行い埋葬されている皆様をご供養しています。
他の方とご一緒に埋葬する合祀(ごうし)は、ご家族の手によりお寺様の御読経の元観音様の足元へ合祀していただくなど、故人やお墓参りをする方に寄り添ったサービスの提供に力を入れています。
また、お参りに来られた際に不自由なく過ごしていただけるような環境を目指して、霊園に足を運んでいただく皆様をがっかりさせないような美しい霊園を目指して日々業務に取り組んでいます。
春は桜。夏は新緑、秋は山々の紅葉が魅力的な大阪生駒霊園にぜひ1度足を運んでみてください。スタッフ一同楽しみにお待ちしております。
霊園の管理棟には売店があり、お花、ろうそく、線香等必要なお供えをそろえることができます。お墓の補修部品もあります。法事も予約してできます。
お墓周りの雑草とかはよく手入れされており、トイレも清潔で綺麗に保全されている。事務所には管理員が常駐しており、警備の面でも安心できる。
ライフドットの口コミを参照(2022年10月時点)
大阪生駒霊園は、約70,000坪に23,000基のお墓が建立された大規模公園墓地です。40年以上もの歴史ある霊園は、遺骨の埋葬だけに限らず、葬儀はもちろんペットの火葬まで幅広く対応しています。
また、国定公園の中にあるため環境が大きく変化することはなく、いつでも快適にお墓参りをすることができます。
葬儀や年忌法要を執り行える管理センターでは、死後事務や遺品整理、相続等、終活全般に関わるご相談も可能です。
株式会社霊園・墓石のヤシロに勤務。北摂池田メモリアルパークに、営業として5年、支店長として3年の計8年勤めあげている。
北摂池田メモリアルパークの魅力は、北摂の自然に囲まれ四季を感じることができる景観です。
園内を流れるせせらぎや美しく咲き誇るさまざまな植栽がやすらぎの空間を演出しています。
園内の桜だけでも40種類近くあり、数えきれないほどの多種多様な樹木や花々が霊園を彩っています。春になれば、たくさんの桜が霊園をピンク色に染めてくれます。
他にも、葬儀場のご提案やヤシロ終活手帖のご送付サービスなども承っております。
スタッフ一同、お墓参りに来ていただく皆様に、常に美しい霊園だと思ってもらえるように環境整備には力を入れていますので、気になる点があればなんなりとご相談ください。
バリアフリーに関しては色々よくできていて、特に休息所やお手洗いのところは手すりやスロープなどが設けてあります。
霊園全体が管理されているので、どの墓も枯れた花等は見当たらず、みんなきれいにされています。
ライフドットの口コミを参照(2022年10月時点)
樹木葬の区画種類が魅力的な霊園です。
関西でも有数の樹木葬区画を保持しているため、ご自身の要望に合ったお墓を選ぶことができます。
使用人数や期限付き使用・永久使用など、豊富なラインナップが多くのみなさまの支持を得ております。
他にも北摂の自然を感じられる景観も魅力的で、やすらぎの空間が広がっています。
「安心」の観点以外にも、大阪府で人気の樹木葬を紹介します。
パークフォレスト大阪は、完全バリアフリー設計の霊園です。
エバーグリーンさくら樹木葬は、埋葬人数や使用年数の制限はなく、一般のお墓と同様に承継することも可能です。
継承が可能ということは、家族や一族のお墓として代々使用していけるお墓にもなる、ということです。
ガーデニング樹木葬は、年に数回植樹が行われるため、いつもお墓の周りにはきれいな花が咲いています。
千里中央駅・阪急箕面駅・阪急北千里駅から無料バスが運行されているため、最寄り駅からのアクセスが便利な墓地です。
永代供養墓「さざんか」は、3つのシンボルツリーを中心とした区画です。
ガーデニング墓地 永代供養墓「すみれ」は、季節ごとの花に囲まれた、1人から利用可能な区画です。
樹木葬「ガーデニングの丘」は、家名を入れる部分がガラス彫刻仕上げになった、ガーデニング区画です。
霊園ではお花・線香・ローソクが販売されており、必要なものは現地で調達できます。なかなかお参りに行けないときは、供養花代行制度を利用することもできます。
パークフォレスト堺は、9つの駅から無料送迎バスが出ており、大型駐車場も完備されています。
さくら樹木葬は、その名の通り桜の木の下で眠ることができ、2名から家族用まで幅広いプランがあります。
デザイン墓石樹木葬は、墓石のデザインが4種類あり、人数制限がないプランもあります。
従来の一般的なお墓は大小さまざまな区画があり、和形・洋型も選べます。
また、整地された参道はバリアフリー設計になっているため、車イスの方や杖・歩行補助器具を使用されている方も安心です。
大阪メモリアルパークは、建築家の安藤忠雄氏が設計と監修を手掛けた霊園です。
敷地内には樹木葬エリア「ふれあいの杜 天空」があり、「究極の癒し」を求めて誕生した関西初の本格的樹木葬・西洋風ガーデニング墓地です。
非承継タイプの樹木葬は3つあり、合祀型永代供養「ふれあい」は、費用を抑えたい方におすすめです。
期間型合祀「ジュリア」は、最初から合祀されるのは抵抗がある、という方におすすめです。
非合祀型永久樹木葬「ダイアナ」「アイビー」は、合祀されず埋葬場所から移動しない区画です。
承継タイプの樹木葬は、「クリスマスローズ」「調(しらべ)」「パティオ」「エバーグリーン」の4つがあり、全て墓地墓石のセット価格です。
他にも、一般墓は「見晴らしの丘」区画と特別区画があり、どちらもさまざまな大きさの区画があります。
特別区画は巻石・墓石ともにオーダーメイドが可能なため、自身や故人の望む形のお墓を建てることができます。
大阪城下に眠る真田丸御廟 大應寺浄苑は、2020年にオープンしたばかりの新しい霊苑です。
園内の樹木葬は、個別に納骨ができるタイプとなっておりお1人様48万円から納骨が可能となっています。
園内の柱などには耐震施工がされるなど、もしもの災害にも対応した安心の設計となっています。また、霊園周辺には真田山公園、真田山旧陸軍墓地などもあります。
浄國寺霊苑は、地下鉄谷町筋線「谷町九丁目駅」から徒歩約10分、地下鉄千日前線「日本橋駅」から約12分とアクセスのしやすい霊園です。
「バラとともに眠る」をコンセプトに、園内は美しい花が咲き誇ります。区画は2種類のプレート(石碑タイプとプレートタイプ)から選ぶことができます。墓域の一角には動物供養塔があり、ペットと同じ霊苑で眠ることができるのもよい点です。
ふれあいの杜 天空は、区画ごとに色々なテーマのある美しい霊園です。
非合祀型永久樹木葬ダイアナ・アイビーは、「花々に包まれ「ずっとその場所で」という方へ」という想いで作られた区画です。
美しい花に囲まれ、他の人の遺骨と一緒にならないため最初に埋葬した区画で眠ることができるお墓です。
他にも、「ふれあい」や「ジュリア」など複数の区画が存在するため、お墓の購入を検討している方の希望に合わせて選ぶことができます。
バラや緑の豊富な霊園へ、ぜひ1度足を運んでみてください。
大阪府にある樹木葬の費用相場はおよそ55万円です。
一般的な樹木葬の費用相場はタイプによって変わります。
3つのタイプは下記のように、それぞれ納骨の仕方が異なります。
また、樹木葬は見た目や仕組みにさまざまな形態があり、そのタイプによっても費用相場は異なります。より詳しく知りたい方は「樹木葬の費用はいくら?値段の内訳や相場より安い価格で購入するコツ」をご覧ください。
ここでは、大阪府で樹木葬を選ぶ時の3つのポイントを紹介します。
樹木葬を選ぶ際は、承継者の有無を事前に確認しておきましょう。「承継者」とは、今後お墓を継ぐ人のことです。昨今では、永代供養付き樹木葬が多く、承継者を必要としないケースも増えています。
事前に親族内で承継者の有無を確認して、どのようなタイプの樹木葬を選んだらよいか話し合っておくとスムーズにお墓選びができるでしょう。
お墓選びにおいて、交通アクセスは重要です。
家族が気に入り、みんなで納得して選んだお墓であっても、交通アクセスが悪いとお墓参りの足が遠のいてしまう可能性があります。
また、お墓を継ぐ人が歳をとった後も、お墓参りがしやすい環境かどうかも確認しておきましょう。
交通アクセスはパンフレットなどでも確認できますが、実際に霊園まで足を運び、最寄り駅からの距離感や段差、坂、道幅などを確認することをおすすめします。
樹木葬の周辺環境も確認しましょう。都心部にある樹木葬も多いため、道路や周辺の騒音が大きいケースもあります。「静かな環境で眠りたい」「自然に囲まれた環境で眠りたい」という方は、周りの環境も確認しておきましょう。
他にも、コンビニや飲食店など、お参りのついでに立ち寄れる場所があるかどうかもチェックしてみてください。
樹木葬の3つのメリットを紹介します。
永代供養付きの樹木葬は、お墓の管理人が遺骨を管理してくれるため承継者が不要です。お墓を継ぐ人にとって、管理の負担が軽くなることがメリットです。
また、無縁墓(管理する人がいなくなったお墓)になることを防げます。
樹木葬は、購入費用を抑えられることもメリットの1つです。一般墓の場合、100万~350万円ほど費用がかかります。
それと比べると、樹木葬は一人当たりの金額が50万円程度が一般的なため、人数が限られていれば費用を削減して購入できます。
一方で、複数人で納骨する場合は一般墓の方が費用が抑えられる可能性もあるため、納骨したい人数・今後納骨しうる人数を確認してから購入を検討しましょう。
樹木葬は、一般的なお墓や納骨堂に比べると木々や植物が多く明るい雰囲気の中で納骨できます。
雰囲気や植物の数などは霊園によってさまざまですが、木がシンボルツリーになった区画やたくさんの植物が咲く区画などがあります。
古くからある石のお墓に比べると、開放的で安心できる雰囲気です。
樹木葬の選び方だけでなく、樹木葬が人々の生活や未来にどのように寄り添っているのか、リアルな情報を伝えています。